"共生"しながら時代の変化を乗り切ろう――「働く」「仕事する」の意味を改めて考えよう
どんな職種・業種でも、仕事をしていれば、辞めたい、逃げ出したいと思うこともある。けれど、つらいときほど協力し合って、乗り切ろう――その姿勢が、ポジティブな未来につながっていく。
働き続けたいのなら変化を恐れないこと
世界同時不況。暗いニュースが後を絶たない中、「未曾有の不況は気付きを与えてくれる、いいタイミングにもなりえる」と話すのは、キャリアナビゲーターの前川タカオさん。
「この時代を迎えたことによって、皆さんが気付いたのは『結局、安定というものは存在しない』ということだと思うんです」(前川さん)。時代は変わり、求められる人材像も刻一刻と変わる。「だからこそ、求められる人であり続けたいのなら、まずはあなた自身が変わり続けることが必要です」(前川さん)。
変化を恐れる人は多いけれど、変わっていく自分を楽しめるようになると、思いがけない事態に遭遇したときの怖さは緩和されるはず。逆に、変化を恐れて粛々と守りに入っていては、せっかくのプラスに変わるチャンスも跳ねのけてしまいかねない。
「自分に求められていることを的確につかみ、周囲の期待に応えられる状態を作ることが不可欠だと思います」(前川さん)。
一方、キャリアネットワーク会長の河野真理子さんは「ピンチのときこそチャンス」と話す。
「これまで多くの女性たちのキャリアを拝見してきましたが、今輝いている人たちは、皆さんご自身のおっしゃる『どん底』を経験してきた方ばかりです」。
どん底を迎えたときに、どう過ごすか。それが重要だと河野さんは言う。「仕事が減って定時で帰れるようになったというのなら、空いた時間を生かして財務諸表の読み方を習う、気になっていた本を読破する、メールを丁寧に書くよう心がける......小さなことでもいいから、自分磨きと素質アップに努めてほしいのです。どん底のときに自分作りに費やした時間は必ず、後々プラスに働きます」(河野さん)。
出典:日経WOMAN

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