害がわかるのはいつも食べてしまってから

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「エコナ クッキングオイル」販売中止の波紋

 花王は2009年9月16日、特定保健用食品(トクホ)の『エコナ クッキングオイル』に発がん性物質が含まれていたとして出荷停止を発表し、スーパーなどに販売自粛を要請した。このほか『エコナ ドレッシングソース』や『エコナマヨネーズタイプ』など関連の12種類の商品も同様の措置となり、同社は10月8日、消費者庁に対して、トクホの表示許可を返上する失効届けを提出した。

 旧厚生省が『エコナ』をトクホとして許可したのは1998年5月のことである。しかし、2003年6月に開催になった厚労省の薬事・食品衛生審議会の新開発食品調査部会で、「ジアシルグリセロールが発がん促進作用のある物質を活性化させて、結果的にがんを促進するのではないか」という疑念が示された。そこで、念のために安全性を確認する実験が、厚生労働科学特別研究で行なわれることになった。

食用油は、毎日の食生活で使う食品である。その食用油に発がん促進作用があるとしたら、それを使っている消費者は常にがん化の危険にさらされることになる。したがって、消費者の立場に立って判断するなら、そうした疑いのあるものは、はっきり「クロ」と結論が出る前に、使用を禁止すべきだろう。「クロ」と出てからでは、遅い場合があるからだ。

 『エコナ』の場合、もし遺伝子操作したラットのオスに発がん促進作用が認められた際に、厚労省が販売を中止させていれば今回のような騒ぎにはならなかっただろう。ところが同省も食品安全委員会も、ズルズルと結論を先延ばしにして販売を容認する形になってしまった。それが今回のドタバタ劇を招くことになってしまったのである。

 現在、メタボ対策として、さまざまなトクホの食用油が販売されている。しかし、それらは、体内で中性脂肪をできにくくするなどの目的を達成するために、自然の油を人工的に改変させている。『エコナ』の場合、その改変がグリシドール脂肪酸エステルという、予期しえない危険な物質を生み出してしまった。つまり、人間が、自然の油を自分たちに都合のいいような油に変化させたときに、思いもよらぬ毒性物質ができてしまったということである。このことを企業も行政も肝に銘じなければならないだろう。

 『エコナ』と同様に、メタボ対策としてトクホに許可された製品は数多い。今回の事件を機に、それらの安全性についても、再検討する必要があるだろう。

 出典:BIZ+PLUS

 

2003年には「がん促進の疑い」が出ていたそうです。でも実際に出荷停止になったのは2009年??危険性が疑われて6年近くもの月日が経ってから出荷停止って 体内に入ってしまったものをどう停止できるのでしょうか?しかも『メタボ対策』品として売り出されていたのですから 健康のために売り出されていたものが実は健康を害していました なんて簡単には認められなかったって事なんですかね。でも その間にどれだけの人が体内に取り込んでいるか想像も出来ません。

 

「害がわかるのはいつも食べてしまってから」という マナメッセの中の一言が脳裏をよぎる 

 

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